はじめまして!8年間平日も土日もワンオペ育児のあらきまと申します。
東京都在住で未就学児がいる方、明確な目的がなくとも、親のリフレッシュ目的であっても自治体からベビーシッター補助を受けられること知ってましたか?今回キッズラインでベビーシッター手配をしてみましたので共有します。
東京都ベビーシッター利用支援事業「一時預かり事業」とは
日常生活にて(一時的に)ベビーシッターによる保育を希望する子育て世帯に対して、利用費用の一部を助成する事業です。
助成対象自治体
2023/2 現在、東京都の以下自治体にて利用可能です。
中央区、北区、荒川区、葛飾区、文京区、豊島区、武蔵野市、千代田区、江戸川区、品川区、台東区、狛江市、目黒区、中野区、足立区
助成金額
1時間あたり最大2500円(早朝夜間は最大3500円)まで
※ただし、利用手数料・交通費・オプション料金は対象外となります
対象児童
未就学児
※ただし、学童クラブ待機児童対策計画を策定した区市町村は小学3年生まで
利用条件は自治体によって異なる
各自治体によって、利用時間上限や、申請条件があるようです。自治体HPをご確認ください。
各自治体HPは以下東京都のページにて最新情報がまとまって掲載されています。
助成対象となるベビーシッター会社
私はキッズラインを利用しましたが、他にも以下の会社のサービス利用時も、助成対象となります。
2022年11月現在、23社利用可能です。詳細は以下ページを参照。
なんとリフレッシュ目的でも助成対象になる!土日祝日もOK
この制度の一番素晴らしいところは、ベビーシッターを利用する目的は問わないところ。
自分一人で出かけたい・・・、ちょっとゆっくりしたい、、そんな目的でもOK。
自治体の一時保育は平日限定だったりしますが、本制度は利用日の制限もありません。
ワンオペ育児をしている方、家族が不在で孤育てしている方、育児に疲れた方、そんな人たちが子育てを頑張れるように、間接的には子供たちのための政策なんだと、私は感じました。
我が家は平日だけでなく、土日休日もワンオペ育児。毎日自分一人だけで育児をするには限界があります。以前から、月1回程度定期的にベビーシッターを利用していましたので、自治体の利用開始を知って即利用することにしました。
利用までの流れ(キッズラインの場合)
キッズラインの場合の利用の流れを紹介します。
1.会員登録
ベビーシッター会社を初めて利用する方は、会員登録をする必要があります。
先ほどの対象事業者から選びましょう。既に我が家はキッズラインを利用中のため割愛。
2.「東京都ベビーシッター利用支援事業一時預かり事業」申込
キッズラインの場合は、本制度を利用するための申込フォームから利用登録をする必要があります。
以下ページの最下部に申込フォームボタンがあります。
申込手続き完了後は、キッズラインから送付されるマニュアル(PDF)を確認します。
「東京都ベビーシッター利用支援事業一時預かり事業」のことを、通称「東京BS」と呼ぶようです。以降は「東京BS」と表記します。
3.「東京都一時預かり事業対象サポーター」を検索してサポート依頼
キッズラインの場合、すべてのサポーターが助成対象になるわけではありません(サービス提供会社ごとに異なります)。そのため、東京BS事業対象のサポーターを検索して、サポートを依頼する必要があります。
※以下、キッズラインから受領した、「一時預かり事業 ペアレント様向けご利用・画面操作マニュアル」より抜粋
東京BS事業対象サポーターの検索方法(アプリ非対応)
東京BS事業対象サポーターへの依頼方法(アプリ非対応)
予約時に「東京BS一時預かり事業」にかならずチェックする必要があります。
シッター手配人数は未就学児1名に対して一人
原則、未就学児一人に対して、シッターを一人手配するルールとなっています。
我が家は小学生と未就学児がいるため、同時保育の場合は対象外・・・?
そこで調べたところ、子供の人数によって手配するシッターの人数は以下のパターンになりそうです。
保育パターン | シッター手配内容 |
未就学児一人 | シッター一人 |
未就学児二人 | ①シッター二人 ②シッター一人+保護者との共同保育 |
未就学児一人+小学生一人 | シッター一人のみでOK ※小学生も共同保育利用可能だが、領収書上にて判別可能であれば小学生分のみ助成申請対象外となる |
未就学児一人 +同居の小学生は預かり対象外 | シッター一人のみでOK ※小学生を保育対象外とする旨の同意書が別途必要 |
我が家は未就学児+小学生の組み合わせとなり、キッズラインと自治体に問い合わせした結果上記の通りでした。自治体によって対象とならない場合もあるかもしれませんので、必ず自治体窓口へ確認お願いします
利用後の流れ(キッズラインの場合)
自治体によって手続きは異なりますが、書類を記載のうえ自治体へ提出します。
申請期間・申請期限が設けられているようですので注意が必要です。
自治体で必要になる書類
利用申請に必要な申込書類、利用日時等を記載した申請書を準備します
※自治体によって異なるため、各自治体HPを参照ください
キッズラインで必要になる書類
ベビーシッター要件証明書は、キッズラインサポートデスクへ問い合わせのうえ送付頂きます
領収書は、キッズラインからPDFをダウンロードできますので、それぞれ印刷します。
助成される合計金額は・・・?
自治体への申請をしたところ、1回のサポートにおいて助成対象金額は以下赤字箇所になりました。
我が家のある日曜日、10時〜18時の保育明細です
支払項目 | 金額 | 助成対象 |
基本料金(1900円×8時間) | 15,200円 | 対象 |
オプション料金 (土日加算料金、二人目保育分) | 6,000円 | 土日加算料金のみ対象 |
手数料 | 4,664円 | 対象外 |
交通費 | 実費 | 対象外 |
ポイント利用分 | -6,000円 | 対象外 同額が助成対象金額から差引されてしまう! |
合計 | 20,408円 |
申請後、還付までも数ヶ月必要になるようで、私は1月に申請したものが3月頃支払いになる予定です。
未就学児と小学生の日曜日の保育を実質5000円で利用できたことになりそう!
今後、助成申請後に内容相違がありましたら、本記事更新させて頂きますのでご了承ください。
最後に
東京都の予算を使って利用できる本制度。手続きはかな〜〜り手間になりますが、子育ての負担を一時的に解消できるメリットは変え難いもの。一時的な費用立て替えは必要になりますが、コストパフォーマンスは最高です。自治体の子育て支援としては、当事者の状況に寄り添った素晴らしい制度だと私は思います。利用できるものは活用して、これからも子育てを頑張っていきたいと思います。
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