家事育児の外注をスモールスタートする方法

ワンオペ育児

完全ワンオペ育児&フルタイム勤務のあらきまです。
今でこそ家事や育児を第三者に任せることを積極的にやっていますが、もちろん最初の頃は抵抗感がありました。

この記事は

家事育児を頑張っている人、ワンオペの人
家事代行やベビーシッターを利用することに抵抗感がある人
家族が、外注サービスに対して否定的のため説得したい人

のお役に立てば幸いです。

なぜ外注したくないのか

以下のように思っている人いるんじゃないでしょうか?

  • 家事は自分でもできる作業
  • 家事なんて自分でやった方が早い
  • 高いお金を払うほどの価値を感じない
  • 家に誰かに入られるのは心理的に不安
  • 子供を知らない人に預けることは不安、罪悪感もある

そんな人にとって、そもそも家事や育児を外注する目的がありません。
外注したところで何が得られるのかがわからない、むしろ不安しかない。
毎日家事や育児を頑張っている人であればあるほど、外注する必要性を感じるはずがありません。

外注したことで得られたメリット

そこで先に結論から!私が実際に外注サービスを利用して得られたメリットをご紹介します。どれも、提供頂いたサービス以外のプライスレスな価値となります。

親の立場からのメリット

自分のご機嫌(精神的な余裕)

第三者に家事育児の責任を任せられる時間は、自分の頭の回復に必要な時間です。
いつも頭の中に家事や育児のことが離れない状態から、一時的に思考を切り離すことができるため、人のためではなく自分のために思考を使うことができますよ。パソコンで例えると、フル稼働の状態が続いていると熱をもって熱くなりますよね。定期的に電源OFFが必要なのと同じです。

子育てに対する自信

母親業はとても孤独です。自治体の育児相談などはとても心強い存在ではありますが、どこか他人事のことありませんか?「大きくなれば大丈夫よ」とか「今だけよ」とか。第三者に子供の育児を一時的に任せることで、我が子の性格や特徴を育児の当事者として共有できます。一定の時間をかけて直接子供を保育した上で、具体的に子供の良いところを褒めてもらえると、とっても嬉しい気持ちになります。まるで自分の母親業を認めてもらった気持ちになり、あなたの子育ての自信につながるはずです。

体力の回復

働いている人は貴重な休日であっても、働いていない人は毎日毎日、子育てに休日はありません。就寝中だって子供の異変に対応しなければなりません。
あなたの体力は常に消耗しています。体力の回復のために意識的に子育てから離れる時間をとるようにしたいものです。あなたが心身ともに元気でいることが、平穏な家庭を維持できる一番の保険です。あなたの体力の回復は保険と同じです!

自分とパートナーのキャリア

もし、あなたのパートナーが家事育児に協力的なのであればこれ以上のことはありません。しかし相手が夢のために努力している状況だったり、自分の意思でハードワークをしているのであれば、専念できる環境に協力させたいと思う人もいるかも知れません。

とはいえ、自分も今より良い環境で働きたい!自分のキャリアと相手のキャリア、両方諦めないための手段の一つとして、外注は片方が妥協するのではなく、お互いそれぞれの時間を生み出してくれる魔法のサービスです。

子供の立場からのメリット

大人の負担軽減が目的と思われがちですが、以下の通り、子供にも良い影響があるのではないかと感じています。

家族以外の大人と関わる多様な経験

子供たちは自分が知っている大人だけの世界で暮らしています。世の中にはいろんな人がいますが、子供と知らない大人が交流する機会はほとんどないでしょう。
それゆえに、家の中という心理的に安全な場所で知らない大人と会話をする機会は子供にとって貴重な機会ではないでしょうか。

子供がいつか親になったときの自由な価値観

あなたのお子さんが親になる未来、「ワンオペ育児」という言葉は存在しているでしょうか?できれば死語になっていて欲しいと思いませんか?
あなたのお子さんが、家事育児を家族や社会とシェアしながら自分らしく暮らしていたら理想だと思いませんか?
そのためには、今のうちから私たちがその価値観を改め、周りとシェアする生活を実践してみてはどうでしょうか。お子さんの価値観に大きく影響を与えるのは家庭の環境です。あなたが自身の家庭環境に影響を受けたように、今、親にできることは環境作りだと思うのです。

いかがでしょうか?外注サービスを利用することで副次的なメリットとして、
プライスレスな価値をご紹介しました。少しでも興味をもってくだされば幸いです。

外注に向けてのスモールステップ

とはいえ、いきなりあらゆるサービスを導入するのには心理的なハードルが高いと思います。新しいことを始めるのに不安はつきものです。
ここからは外注サービスをハードル低くチャレンジしてみるための、私がオススメするステップをご紹介します。
もしご家族で反対される方がいらっしゃる方にもオススメの方法です。

STEP1:家電導入で既成事実をつくる

人を家に入れることに抵抗がある場合に特に効果的です。
便利家電を導入し、代わりに動いてもらうことで第三者的な効果を感じることができます。

例えば

掃除ロボット
食器洗い乾燥機

我が家はルンバを最初に導入!
帰宅して床がピカピカになっていることで感動!
誰かが代わりにやってくれることのありがたみを感じました・・・・

食器洗い乾燥機を導入して、我が家は夫婦喧嘩が減りました!
納豆を食べたお椀、すぐ新しいスプーン使う、、といった些細なイライラから解放されました。

便利家電は短期間のレンタルサービスが充実していますので、まずはお試しにレンタルしてみることをオススメします。レンタル後、効果を実感したら是非購入を!

STEP2:普段やらない家事を外注してみる

普段やる家事は、正直いつもやっている人がやるのが一番早いし、習慣化してしまっていて人に頼みにくいと思います。そこでオススメの方法が、普段自分でやらない家事にターゲットを絞って家事代行を頼んでみるという方法です。

例えば

  • 入念なお風呂掃除
  • 窓ガラス拭き、網戸拭き
  • ベランダ掃除
  • 庭の草むしり

家の中に入られることに抵抗がある人でも、普段生活していない場所に限定してみたら頼みやすいと思います。
普段やっている家事を外注した場合、自分とやり方が違うことで違和感を感じたり、求めるレベルが違うことで違和感を感じたり、とにかく期待通りのパフォーマンスにならないケースが多いため、最初はオススメしません。こだわりのない家事からお願いするのがオススメです。

STEP3 単発での子供のお稽古を体験してみる

ベビーシッターさんに子供を預けることに不安がある方にオススメです。
例えばキッズラインでは、様々なスキルをもったシッターさんが登録されています。
まずは子供の興味関心を広げる目的で、どんな習い事が自分の子供に向いているかリサーチするような感覚で、お稽古を単発で依頼することができます

例えば

  • 工作指導(ご自宅)
  • 英語レッスン(ご自宅)
  • ピアノレッスン(ご自宅)
  • 体操、鉄棒、かけっこ(近所の公園など)
  • 初めての自転車(近所の公園など)
  • プール(近所の市民プールなど)
  • 宿題指導(ご自宅)

お稽古の間は親が同伴で見守りをしても良いですし、シッターさんに不安がないようでしたら途中から親は同伴せずにお任せすることも自由です。
習い事教室に入会した場合、月謝以外に様々な費用がかかりますので、単発であればコスパ悪くないと思います。

我が子の場合、工作が得意なシッターさんにお越しいただきました。外出から帰宅したら、持参いただいたビニール袋を使ってプリキュアのドレスを製作していたのにはびっくり!それから子供は工作好きになり、今は工作教室にも通い出しました。

STEP4:家事代行やベビーシッターサービスを本格的に使ってみる

STEP1〜3のスモールステップを踏めば、外注における不安は少しは和らいでいるはずです。予約のやり方やコツも掴んできたと思いますので、導入のハードルはかなり低くなっているはず。
一度利用した家事代行の方やシッターさんが良い人であれば、是非リピートしてみてください。次利用する際は、家事代行の方には別の家事をお願いしたり、シッターさんであれば保育時間を長くしてみたりと、工夫してみてください!

既成事実を少しづつ積み上げていくのがスムーズな利用のポイント!!

きっと提供された以外のプライスレスな価値に気づくことができると信じています!
得た時間は、是非自己投資の時間として有意義に過ごしてくださいね。


この記事がどなたかのお役にたてば幸いです!

参考:家事代行・ベビーシッターサービス

〜後日更新予定〜

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