こんにちは、平日も休日もワンオペ育児6年目のあらきまです。
振り返るとワンオペ2年目くらいまでは夫に対して毎日イライラしていましたが今はもうイライラする感情を切り離すことができました。何をしてきたのか経験をお話します。
ワンオペ育児で夫にイライラしてしまうのはこんなとき
ワンオペ育児をしていて一番イライラするのはパートナーが以下のような状況のときではないでしょうか?
- ずっとスマホを触ってばかり
- 自由きままにゲームをしたり、ゴロゴロしている
- 私が言わないと育児に参加しようとしない
- 育児に参加しているというほどでもないのに、私の育児に意見する
思い当たるという方、いらっしゃいますでしょうか??
こちらは自分の時間のほとんどを育児に投入しているのに、考えただけでイライラしますよね・・・・!!
過去の私も、イライラを通り越して自由に動ける夫を本当に恨んでいました。
なんで私ばっかりこんなに不自由な思いをしているの・・・?と。
育児に非協力な夫に、絶対にやってはいけない3つのこと
夫に感情的にあたってしまう
あまりにも辛くて夫に感情的に自分の気持ちを話していませんか?
確かに感情的に話せば、問題の深刻度を分かってもらえるかもしれません。
人は誰でも感情的な気持ちをぶつけられるのは苦手なもの。
しかもその原因が自分にあるとしたらますます聞く気が失せてしまうでしょう。
「家族なんだから分かって欲しい」という気持ちはわかりますが、相手を責めるような言い方をしないで気持ちを伝える必要があります。
ダメな例「あなたは育児を全然手伝ってくれない!」※主語が相手
よい例「私はとても疲れていてネガティブな気持ちになっている」※主語が自分
どちらのほうが助けてあげたいと思う表現でしょうか?
どうしても感情的になってしまいそうな場合は、事前に話したい内容をメモにまとめてから話すか、手紙にして渡すようにしてみてください!頭が整理されて話したい内容が明確になりますよ!
長文のLINEは感情的に映るのでやめましょう!
夫に自分と同じ苦労をさせようとする
育児に非協力な原因は、育児がどんなに大変かを夫が理解していないから、と思っていませんか?自分の大変さを分かってもらえればきっと協力的になってくれるはず・・・
夫に育児を任せること自体は当事者意識の観点から、とてもよいと思います。
しかし私も実際夫に任せたことがありますが、子供にYouTubeを見せているだけで本人はスマホタイム。求めるレベルの育児をしてくれず、逆にイライラしたことがありました。
そもそも夫本人が不得意な分野を任せられていたわけですから、手を抜いてしまっても仕方ありません。なので私の場合は、結果的に同じ苦労をしてもらうことはできませんでした(涙)
夫が変わることを期待する
「イクメン」という言葉や、育児に参加する父親像もすっかり定着しました。
そんな中うちの夫は全然「イクメン」じゃない・・・。他の家庭のパパの話を聞いて落ち込むこともあるかと思います。夫に変わってもらいたくて、私もパパママセミナーに参加したりと夫の行動が変わるような動機付けを試してきました。でも、それでも夫は変わりませんでした。
パパママセミナーに参加した後に夫に感想を聞いたら
「君(私)が参加して欲しいと言ったから参加しただけ」
と言われてしまい本当に落ち込みました・・・
どうして夫は育児に非協力だったのでしょうか?
当時の私は頭が子育てでいっぱいいっぱいになっていたため、夫自身の状況について全然知りませんでしたし、知ろうとすらしていませんでした。。
ワンオペ育児で辛いあなたができること3つ
自分の時間を強制的に作る
夫に対する恨みの感情は全て自分が思い通りに動けない不自由さからきています。
まずは夫に頼らず、思い切って自分で自分の時間を強制的に作るようにしてみてください。
できれば週1回、定期で2時間だけでも時間を確保できれば理想です。
たったこれだけで、夫に対する恨みの感情は自然となくなってくるので不思議ですよ。
実家に子供を頼めない方はベビーシッターの利用をおすすめします。
費用はかかりますが、私はこの費用で家庭環境が向上するなら費用対効果がとても良いと思います。
夫との距離をとる
夫にイライラしてしまうのは、あなたの視界に夫が入るからです。
もし、自分の時間を確保しても夫にイライラしてしまうようであれば、極端な話かもしれませんが、一度夫さんと離れてクールダウンすることをオススメします。
例えば、同じ家の中で別々に暮らす。
私も寝室を夫と分けたことでストレスが減りました。
帰宅時間帯が深夜になる夫の物音で起こされることもありません!
ちなみに快適だったので6年経過した今も寝室は別です
距離をとる上で相手には事前に以下のことを伝えておく必要があると思います
- 今自分は育児でとても疲れていて冷静な判断ができない
- このままだと夫のことを嫌いになってしまう
- これからも家族仲良く暮らしていきたいので、今一度距離を置いて夫が自分にとって必要な存在なのかどうか冷静に考えてみたい
- 距離を置く間、家事育児は一切しなくて結構、なるべく会話もしない
- 距離を置く期間の解消日は○月○日○時までと期間を決める
その時もう一度話し合いたい - ただし家族に緊急事態が発生した場合は協力して解決する
自分にとっても発言に覚悟がいる内容ですね・・・。
夫という精神的な存在がなくなった場合に、ワンオペ生活がどのように変化するかの実験期間になります。
私も距離をおいたことで、「夫に対する恨みの感情」を切り離すことができました。
すると、不思議と家事は「単なる作業」と割り切ることができ、育児はいかにして他の誰かと一緒に過ごすか考えるようになりました。
夫以外の誰かに頼むことを考える
夫に頼む退路を断ってしまった以上、あとは自分でなんとかするしかありません。
自分でやるといっても人間ですから限界があります。なるべく他の手を借りながら毎日生活していくしかありません。
逆にワンオペ育児だからこそ、家電や外注に挑戦するチャンスです!
家事・・・・家電の導入(食器洗い乾燥機、洗濯乾燥機、ロボット掃除機、ホットクック)
サービスの導入(つくりおき.JP、家事代行、外食の利用など)
育児・・・・ママ友との交流、一時預かりの利用
(ファミリサポートセンター、ベビーシッターなど)
体験談はこちらの記事も参考にしてください。
仮面夫婦!?夫と離れてみて気づいたこと
一定期間、夫と距離をおいてみたことで、私の場合以下の気付きがありました。
- 自分自身で抱え込まずに業務遂行できるスキルが身についた
- 自分の気持ちに余裕がでて、夫へのイライラの気持ちがなくなった
- 夫に感情的に話すことがなくなり冷静に話せるようになった
- 家庭以外の夫の状況に気づいた
例)仕事のストレスが非常に高い - 夫の本来の性格を思い出した
例)ズボラで家事遂行能力はないけど、頼り甲斐のある性格
夫に「理想の父親像」を求めていたことで、本来の夫自身を否定していた!?
私の場合は、夫に家事遂行能力や育児は期待しなくても、頑張っている夫の仕事は応援したいし、引き続き家族として暮らしていきたいという気持ちが固まりました。
夫の側にも離れたことで新たな気付きがあったものと思います。
しかし、「夫と離れてみたけれど、夫の良いところが見つからなかった。
むしろいないほうが良い。」という結論に到る方もいるかもしれませんね。
それはそれでご自身の気付きを大切にされ、新たな人生を歩んで欲しいと願っています。
最後に
私の中で、ワンオペ育児経験のはじめの1〜2年は人生の暗黒期でした。
しかし自分なりに自分の心と向き合うことで、人間として本当に成長したと感じています。
沸き起こる被害者感情は今はもうありません。
今、ワンオペ育児に苦しんでいるどなたかが、この記事で少しでも一歩踏み出せるきっかけになれば
とても嬉しいです。
この記事が気に入ったら、ページ最下部の♡をクリックしてね!
コメント